夢をもう一度…
子供の頃…
スーパーカーブームで育った俺は…
将来、絶対にスーパーカーに乗るんだ!
と部屋一面にランボルギーニやフェラーリ、ベンツのケーニッヒ等のポスターを貼り毎晩天井を見ながら夢見て生きて来ました…
半グレだった中学時代に真剣に職業の選択をして…
心配ばかりかけてきた両親を安心させてやりたかったから…
最低限、高校には行きたい…
と思い、とりあえず塾に通いました…
塾の帰り道…恒例の自転車レース!
みんなは変速機付き自転車で俺はただのママチャリ…
毎回、ぶっちぎりで俺が勝つ…
バイクもパッソルくらいの相手なら外から抜かしてしまう程速かった…
勝負が好きだった俺はそこで迷わず競輪選手になると心に決めた!
65期生で1990年にデビューをしてから24年が経ちましたが…
競輪への情熱とスーパーカーへの憧れは全く衰えてはいません…
むしろ上がる一方です…
しかし…改めて俺の車歴を振り返るとスーパーカーへの憧れはあるけれど現実的に車歴が衰えを隠せない…
20代でランボルギーニやフェラーリを乗り夢が叶いました…
30代ではベントレーやハマ-、マセラッティーに落ち着き始め…
40代ではベンツ、センチュリーへとオッサン化して来ているではないか…
競輪選手という職業は、努力次第で高収入を得られる魅力のある仕事です…
人それぞれ価値観やモチベーションは違うけれど…
俺のモチベーションは…
愛する家族と…
スーパーカー…
もっともっと競輪頑張って‥
必ずまた乗るぜ…
スーパーカー…!!!