引退
20才でデビューをして27年間、競輪選手として、先行・捲り・追い込み・マーク。一通り全ての戦法を経験してきました。30代で競輪祭・寛仁親王杯を取ることが出来ました。40才を機に戦法を再び自力に戻して43才で地元京王閣でオールスター競輪を取ることが出来ました。それ以降もハードルを落とさずもう一度あの景色が見たいと頑張ってまいりました。今年一年頑張ってまいりましたが、後半戦に入り、自力選手としてバック本数も少なくなり体も思うようなパフォーマンスを発揮することが出来なくなりG1を取る脚ではなくなって来たと感じ引退を考えるようになりました。良い思いもしましたが、命に関わる程のけがもしました。それでも応援してくれる家族やファンの皆様のお陰で乗り越えてこれました。振り返れば全てが充実して幸せでした。そう思うと、我が競輪人生に悔いはありません。やりきりました。今まで応援して頂いた全ての皆様に感謝を申し上げたいと思います。27年間、こんな私にたくさんのご声援を頂き本当にありがとうございました。