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2021年3月15日 (月)

京王閣F1 ナイター終了。

3日間の解説終了しました🎙

春の訪れを感じる前検日🌸

緊急事態宣言が延長となり無観客試合となりとても残念です💦

京王閣競輪場の池の周りにあるアンズの花も咲き始めていました。






今回、地元東京の参加選手はS級戦はホームバンクの佐藤真一選手・寺沼将彦選手!
A級戦は長井優斗選手・山本勝利選手!

佐藤真一選手は大怪我から復帰して3日間安定して確定板にあがる活躍ぶり。欠場期間はリハビリ施設のある病気へ転院してまでも体力を落とさずスポーツ医学も勉強しながらと正にプロ意識の塊!さすがでした✨

寺沼選手は初日こそ凡走に終わりましたが、2日目は4車と長い近畿勢を怖れることなく分断しました!捌く技術にセンスを感じました✨そして最終日は先行をしてとても良かったっ思います!先行して着が悪かったと目先に囚われず、もっともっと先行の練習をして欲しい!
「基本先行」でそれでも上を行かれたらスピードの合った所で飛びつけばいい!
初日の様に一番後ろまで下がらなければきっといい選手になるはずです!

そしてA級戦では長井優斗選手が決勝戦まで勝ち上がりました!私も現役中に一緒に参加した事があります。印象は今風のイケメンだが、中身はコッテコテの昭和な漢!という感じかな。
持ち物も最小限に少なく宿舎の居室はタオル1枚に雑誌1冊のみ!レースも必要最小限の動きで相手を止める技術に渋さを感じる。決勝戦は「サプライズ楠野選手」の捲りが不発だった為に共倒れに終わりましたが、あの突っ込むスピードはまだまだ行けると感じました!

山本勝利選手はチャレンジから特別昇班してきた東京117回生期待の新鋭!私もルーキーシリーズから注目している選手です!徹底先行でレースのスケールが大きく魅力があります。基本、前を取ってそのまま先行逃げ切りは、カマシや捲りに頼りがちな若手選手の中で山本勝利選手は目立つ存在だと思います。たとえ中団にハマってもすかさず主導権を取りに行く姿はS級の走りに相応しい。山本勝利=徹底先行というイメージを付けてS級に行けばきっと活躍できる!

そして今回のメインS級決勝戦では福島県・渡邊一成選手の2連覇で幕を閉じましたが、この開催は初日が東日本大震災から丸10年にあたる3月11日。私達はスタジオで黙祷をしました。
そして初日の特選レースでは見事に福島県双葉町出身の渡邊一成選手が強いレースで1着となり凛々しい表情でインタビューに答えてくれました!そして決勝戦も同県の飯野祐太選手の後からインコースを冷静に踏み上げ抜群な加速力で優勝!今シリーズを制しました。最終日の前半は雷雨⚡️☔️も激しく何だか重い気持ちでいましたが後半戦になるにつれ天気も回復してきました。そして京王閣競輪場から見た景色に奇跡と思われる綺麗な2本の虹🌈🌈が現れたのです!

なんて綺麗な西日☀️なんだ!

この絶景に恵まれながら最後まで無事に解説が終了致しました🎙

また次回も解説に行く時はコロナがおさまりファンの皆様とお会い出来る事を切に祈っております。

メッセージ

2007年に東京・京王閣へ移籍いたしました。
期待に応えられるよう、魂込めて走ります。
一走入魂…!

プロフィール

【BOSS BLOG】
後閑選手

後閑信一 GOKAN SHINICHI
1970.5.2生 牡牛座 三碧
176.0cm  93.0kg
趣味はとにかく車!
好きな車番は2番

1996
共同通信社杯優勝
2001
共同通信社杯優勝
2005
競輪祭優勝
2006
寛仁親王牌優勝
2013
オールスター競輪優勝

KEIRINグランプリ96 3着
KEIRINグランプリ97 失格
KEIRINグランプリ05 2着
KEIRINグランプリ06 6着
KEIRINグランプリ13 8着

後閑 信一 特別企画

photo GOKAN